好きなことを好きなだけ

書けそうなときに書く

20年目の博覧会 アルバム感想

 

2023年8月9日に発売された NEWS EXPO
好きな歌詞とSNSで流すには長くて多い感想を残しておきたいなと書きました。
※感想には個人の主観と推測が大幅に含まれます。

 

 

 

【楽曲リスト】

  1. NEWS EXPO -Interlude-
  2. エンターテインメント
  3. ストレンジャー
  4. PAVILION -Interlude-
  5. Alien
  6. チューイングガム
  7. Different Lives
  8. MONUMENT -Interlude-
  9. 100年前から
  10. 二枚舌を今夜絡ませる
  11. Haqqy
  12. We are Team NEWS
  13. SECRET CODE -Interlude-
  14. 劇伴

 

 

1.NEWS EXPO -Interlude-
・万博のテーマ『美しい希望を叫ぶ』
・210の国と地域 →20周年だから…?
宇宙エレベーターは地上から地球軌道にある会場まで最大一万人を5分で運ぶことが可能で、期間中、1億5千万人の来訪を見込む →1億5千万人の数字がどこ由来なのか気になる
・来年の9月15日まで開かれる →1年かけてお祝いしていこうね!という意志を感じる

 

2.エンターテインメント
『おれらだけの物語 それに勝るものはない』
『音の宇宙に 踊れ自由に 主役は君のStory』
『僕らは此処で命 燃やす』
『やがて光は差す 折り届くように
 信じて歩もう 物語の先へ』
『美しい希望の歌』

・万博、博覧会のオープニングに相応しい壮大な曲
・おれらだけの物語をどうか信じて歩いていこう、そう、命燃え尽きるまで……と、ひしひしと感じるくらい重くてパワーがある

 

3.ストレンジャー
『闇を裂いて この世は天国か地獄だ』
『砕け散るまで keep on trying
 他人のノイズなど関係ないや
 今じゃない 嘘じゃない? 知るか叫べ』


・イントロ聴いた瞬間「何かのアニメテーマ!?」って思っちゃうくらい強い曲
・天国か地獄か?と問う曲や歌詞は一定数あるけれど、天国か地獄だと言い切るものはあまりない気がする

 

4.PAVILION -Interlude-
『EXPO TODAYの時間です』
『13個目の作品』
『2003年11月7日
 貴方はこの歴史的な日を覚えていますか?』
・時空の歪みと聞くとEPCOTIAを思い出す
・タイムマシンとは一緒にしないでほしいジョナサン・タイター(?)氏、コンパクトディスクです!という主張が強い
・最後にイントロが少しだけかかってInterludeが終わるところ、ライブだとここでNEWSニッポンが来るのでは?という予想をしている
・歴史的な日…………?

 

5.Alien
『あてもない悲しみも10年後には愛おしいのかな』
『理想としてる自分と自分が持ってる現実が
 あまりにも違うから』
『必ず叶う夢 報われる努力
 わかってる きっとないんだろ?』
『どうやら夢じゃないんだろ』
『「明日には明日の風が吹く」って聞いてから何日経ったろう そう言ってる間に僕ら10年20年とずっと生きていく』

 

▽8/13 SORASHIGE BOOK
 ゲストSHO-SENSEI!!さん
S:ジャニーズとの関わりほぼ初めて。Alienは元々あったのがNEWSのコンセプトと合った感じ。
加:一番くらい早かったから、EXPOはalienから始まったと言っても過言ではない
S:NEWSとナレーターの声が入って面白かった。 すげーなー。
加:今後の話伺おうかしら、告知でもいいですよ
S:冬にはツアー回ろうと思ってます(NEWSのアルバム、僕の音楽を聴いて)好きになった人とかいたらきて欲しいですね。今後もいろんな曲書いて、楽曲提供とかもできればなーと思ってるので。
加:またなんか一緒にやれたらいいですね、いつか、ぜひぜひ
S:次はこんなん作ろうよ、みたいなのを話しながらできるといいですね

 

・一つ一つの内容に反して、メロディーやサビの軽やかさが好き
・今回の新曲で1,2を争うくらい歌詞が好き
求肥で包んだみたいな愛しさ柔らかさがある。単におもちじゃなくて求肥ってところが個人的ポイント
・最後の機長アナウンスで「大気圏の境目のカルマンライン」に到着するらしいけれど、どんな風に到着するのか、ライブ時の演出がとても気になる
・カルマンライン→「カーマン・ライン」のこと?

カーマン・ライン:海抜高度100キロメートルに引かれた仮想のラインである。国際航空連盟 によって定められ、このラインを超えた先が宇宙空間、この高度以下は地球の大気圏と定義される。この高度に達した人工物および人間が宇宙飛行を行ったと認定される。カルマン線とも言う。

 

6.チューイングガム
『ひらめいていこうぜ』
『吊り革の満員電車』『天才かもかもどうしよう』

 

▽8/13 MASTER HITS
増:もうちょっと若い頃にやってたら子どもっぽくなりすぎるかもしれない。今の年齢でこのお洒落さを表現するのが年齢感というか、今だからこそハマる、新鮮にカッコよくできるんじゃないかと嬉しかった。

 

・全体的に弾んだり丸くなったり歌い方がチューイングガムみたい(?)だなと思っていたけれど、不規則なメロディーのラップでガラッと様子が変わって面白い
・効果音がところどころWORLDISTAを思い出すけれど、やっぱり被ることがあるのだろうか

 

7.Different Lives
『突き刺せ この世界に生きている証』
『情けなくて像くたって気まぐれで間違えたって
 輝きは絶えないんだ 気高く生きていこう』

 

・皆思ってると思うけれど、今この世界でこの職業を選択して続けてくれることこそが奇跡で
・昔描いたシナリオ通りじゃないかもしれない、でも、今選んだこの場所で生きている証を突き刺すと強い意志を持ってくれていることが嬉しい
・NEWSに想いを馳せると同時に「あの時こうしていたら、違う選択をしていたら」と思う自分にも、選択した今で証を残すべきという気持ちにやや強引にさせられる

 

8.MONUMENT -Interlude-
・万博のシンボル『Different Lives』の塔
・違った選択をした自分を体感することができる
『それでも気付くんです
 今までの決断があったからこそ、今もこうやって
 貴方と一緒に時を過ごしていることを』

 

9.100年前から
『100年前から君と結んだ 約束を果たして
 何度負けて失っても 別に構わない それでも』
『100年前から君と 果たすべく始めたこの人生』
『辿り着くのはいつだって
 紛れもなく、君の隣だ。』

 

・じわ〜〜〜〜っと染み込んでくる良さがある
・これも1,2を争うくらい歌詞が好き
・100年前から始めたこの人生、何があっても何を失っても君を迎えに行くという意思……
・ずっとずっとお互いに大事にしていた約束が、NEWSとファンをも繋げてくれるようで、優しくて泣きそうになる
・『それでも/それだけ』で裏声に変わる瞬間が好き

 

10.二枚舌を今夜絡ませる
『どうせクラッカー 放てばお仕舞い
 興味ない 深入りしない』
『最低だ』
『最低で 最高だ 愛しているって面倒な感情
 縛られるなんて嫌だ』

 

・イントロで叫ばない自信がない
・好きだけど1番カラオケで歌うの難しいじゃんって思った
・最低、最高の歌詞が好きなファン、5億人くらいおる
・最後の『二枚舌を今夜絡ませる』だけ上ハモがある?音に色んな奥行きが出てハーモニーが最高

 

11.Haqqy
『何かが歪んでる 何かを忘れてる』
『これでもうずっと一緒さ 抗う理由もない』
『約束したよね On that day, Me & You』

 

・やっぱりこれが1番歌うの難しいかもしれない
・めちゃくちゃカッコいいことも「何かが歪んでいる」ことも分かるけれど解釈的には何も分からない。何も分からないが正解なのか?
・Happyが歪んでるからHaqqy?そういえばpを2回押すとqになりますよね(いやそういう話じゃないでしょうね……)
・聴けば聴くほど狂気的な、側から見れば歪んでいるような愛を感じるし『約束』がキーワードな気がする

 

12.We are Team NEWS
『幾つもの困難を乗り越えて辿り着いてくれたよね
 よく来たな!』

 

 ・NEWSが好きな人みんな集まれ〜〜〜!パレードだよ〜〜〜!!って感じの曲
・加藤さんがフォーーーーエバーーーーーー!!!って叫ぶの嬉しいですね、ライブが楽しみです
・『よく来たな!』ってところが「NEWS気になるの?出会ってくれてありがとう!これオススメだよ!」てすぐ布教するNEWSファンみたいで翔さん本当にさすが………と思った

 

13.SECRET CODE -Interlude-
『まさか私無しでこの旅が終わるなんて思っていませんでしたよね?』
『鍵をあける準備はできてますか?』
『あなたの美しい希望があらんことを。』

 

・Mr.インポッシブルにキュンとしたのは私だけでないはず………だよね?
・何もかもNEVERLANDを彷彿とさせるのに、秘密のドアをあけるゲームをするのはWORLDISTA感もあって、本当に集大成なんだなと感じる

 

14.劇伴
『沢山の日々抱えた君『らしさ』へ』
『たった一度きりの人生の中で
 何も永遠なんかじゃなくても
 癒えないものを僕らは知っている
『感動』『想い出』 そしてほら 『イマ』だろう』
『この物語の主人公に告ぐ
 今日までのどれも名シーンさ悲劇も喜劇も
 未来のシナリオまだ読者はいない
 今を描き尽くして未来へ繋げてゆけ』

 

・劇伴:劇中伴奏音楽の略称。
・オーケストラの音から始まるフィナーレが壮大すぎて、この曲でなければ博覧会を締められない
・最初は合唱パートということで良いのかな?ラスサビで手拍子があるの良いですね
・最後みんなで一緒に歌ってるよね?U R not aloneみたいに、この曲を皆で歌って鼓舞したいしされたいな

 

 

【ソロ曲】

 

ミカエリビジン
『しょうもない夢の国の住民税か』

 

・何度でも言うんですけど、小山さんのランウェイが大好きなので毎年ランウェイしてほしい
・今年のコヤシゲ、いや増田さんも含めてソロ曲がとても和というか、趣ある日本の風景という感じがして凄く素敵(色んな情景があるところも含めてね)

 

人情心中
『已でこさえた幸せだ
 とやかく言われるいわれはねぇの』
『ハナシの本題はここから しかと見届けろ
 人情心中』

 

・どうして心中(誠の心)をテーマに広げて落語歌詞のメタルロックになるんですか?クラウドで加藤さんが分からん!と書いてましたが、加藤さんが分からないのに分かるわけがないよ……

 

hanami
『拝啓 まだ出会っても居ない君へ
好きな名前を君の名前に付けたいんだって歌をつくってみたよ
仲間に出会って20年を祝う大切な日に 大切な人の前で 大好きな歌で って思っていたら、未来のことを少し考えたんだ
いつかもし 自分に子どもができたら付けたい名前を歌にしたアイドルはきっと 他にはいないだろう
一緒にお花見をする日を謳歌しながら俺は あと何回見れるのかなとか言っちゃうのかな
大切にしてね 「いつかまた、会う日まで」』

 

・早々に聴いたファンのSNSでの感想を眺めてて、フラゲ日の夜聴くまでずっと不安でお腹が痛くなったけど、聴いたら不安じゃなくなった
・個人の解釈としては、どれだけ親しくても住所を明かさない人が子どもの名前を公表する訳は無いと思うので、結婚するつもりもないのだなと、
違う未来であればつけたかった名前を、大好きなみんなにだから教えてあげるね、というむしろ明るくて温かい気持ちなのかなと思った
・因みに聴いた当日は『橤橤』が名前だと思ってたんですけど、音というだけでもしかして『花見』の方がお名前かもと気付き、とんでもない勘違いしててごめんなさい……となった

橤:垂れ下がる様。人名用漢字でないので名前には使用できない。

 

 

【番外編】

 

メトロック
・総じてLive音源が良すぎて困った、いつでも蘇るあの日の記憶……
・最初のweeeekが最高すぎてもう言えることがない
・音源だとコーラスもハッキリと聴こえて、メンバーとの重なり合い方が素敵だった
・(映像)増田さんがびっくりするくらいステージで動いてるし、シゲマスは鬼ほど顔見合わせて笑ってて………ファンの心拍、大丈夫そう??ってなる
・(映像)「生きろ」の『仲間の絆』と歌うところで小山さんも増田さんも他2人の方を見ていて、ああ仲間だもんね……と胸が熱くなった

 

 

【その他】
・適切な距離があるからこそチームNEWSは最高なのかもしれないと思った。認識との違いはギャップに、重なりは需要理解と捉えられるのかもしれない

 

 

 

何とかライブ前に第一弾書けて良かった!
ライブの演出を見て、加筆修正するかもしれないししないかもしれない

 

初の野外フェス in METROCK2023

 

先月、2023年5月21日(日)に

TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2023

(通称:METROCK2023)が開催された。

 

 

NEWSは今年結成20周年にして初めての野外フェス。

個人的にも人生で初めての野外フェスだった。そもそもフェスにも馴染みがなかった。

 

行けることになってからも、非常に暑さと太陽に弱い自分のコンディションばかりが気掛かりだったが、結果的には元気に行って帰ることができた。

下記に記すのは、METROCK2023(以下メトロック)初参加の感想と、NEWSへの愛である。

 

 

 

【NEWS メトロック セトリ①〜⑧】

①weeeek

チャンカパーナ

 MC 1

③未来へ

④Tick-Tock

⑤JUMP AROUND

⑥夜よ踊れ

⑦「生きろ」

 MC 2

⑧U R not alone

 

 

【各セクション感想】

 

START直前

休憩とお手洗いのタイミングを誤り、開演15分前にWINDMILL FIELDの中央(前方寄り)くらいにスタンバイが完了。

周囲はちらほらとNEWSファンを見かけるものの、他のバンドファンが多く若干のアウェー感と緊張を感じた。

ライブ前の音合わせでエンドレスサマーが流れて来たため「まさか今日聴けるのか…!?」と思ったがセトリには入らなかった。ロックフェスなので仕方ないか……と思いつつ、夕方の明るい光に照らされてのエンドレスサマーも素敵だっただろうなぁと思った。

 

 

①weeeek

正直一番思い出に残ってる。

 

曲が始まってから、どんどん視界がぼやけてステージが見えなくなって、でも周りからの熱気が高まるのを感じた。

「明日っからまた日月火〜♪」というフレーズが始まる毎に、空に掲げられる手と揺れる身体が増えて視界が埋め尽くされていく。足は攣りそうだし腕は痛いけど、それでも手を挙げ続けたくて、少しも下ろしたくなくて、ふらつきながら「もういっちょ!」と声を張り上げた。

 

「大人になるって」『どういうこと!?』

「外面良くして」『35歳を!』

「過ぎた頃オレ達」『どんな顔!?』

「かっこいい大人になれてるの?」

 

(恐らく)3人になってからファンパートとなった掛け合いを、全く疑問に思うことなく完璧なタイミングで合わせるNEWSファンに感動した。他の曲でも思ったけど、ずっとタイミングも音程も完璧で流石NEWSファンだった。

 

曲中と曲の終わりで、ウォーターキャノンから噴き出した水が三方向に伸びていって降り注いでいた。

会場の真ん中からだとそれがとてもよく見えて、綺麗で、あの時は思いつく表現がなかったけど、今思うと空に羽ばたく鳥の足にも似ている。

NEWSはカナリアなど鳥のモチーフと縁がある、きっと狙ったものではないだろうけど不思議と必然のようにも感じた。

 

 

チャンカパーナ

weeeekの次に一般客でも知っている方が多いであろう曲、きっと入っているだろうと予想はしていた。

でもまさか、チャンカパーナでも周りの方がノッてくれるのは嬉しい誤算で驚いた。一曲目で上がったボルテージのまま先に進めたからだと思う。

 

ジャニオタは訓練されているのでチャンカパーナの振りがどうしても胸元に近づいてしまい、「なるほど、ライブだと上に掲げていいのか」という新しい発見があった。上に掲げれば他のファンにも伝わるし、何となくノッてくれる人がいるんだなと分かった。今後のフェスでの教訓にしたい。

 

増田さんの「チャンカパーナ」と歌うロングトーンが響き渡る様が心地よかった。後から知ったことだが、飲食ブースを飛び越えて隣の会場まで聞こえていたらしく、何だか誇らしくなってしまった。

 

ファンだけでなく、周りのバンドファンの方も「フゥ〜〜〜!」と盛り上げてくれたりして、一曲目、二曲目と心を掴むのに間違いない選曲だと見せつけられた。

 

 

MC 1

weeeekの曲始めにも軽く挨拶はしたが、ここで初めてのちゃんとしたMCだ。会場のボルテージを高めて意識を向けさせてからだったので、「どうもNEWSです!初めまして!」にも多くの歓声が聞こえた。後に出番を控えるバンドファンの方にも初めましてと声を掛け、あちこちから声が上がるのを聞いて「アウェーでも、ちゃんと応えてくれている」と嬉しくなった。

 

そして、声高々に、いつも通りに「ジャニーズ事務所のNEWSです!」と語る彼らに、この頃の想いが全て救われた気がした。

 

増田さんが「俺…どのまっすーでいればいいかな?テレビか、ライブか、フェスか…」と見せる顔に悩んでいたり(ずっとかっこいい)、

加藤さんが初めてのフェス出演にハシャいで「元気かお前ェら!」と荒々しく叫び出したり(テンション上がってて可愛い)、

小山さんがメンバーの人数と年齢を発表してどよめいたり(気持ちはわかる)、ずっとNEWSのターンだった。あの瞬間、きっと他のことに気を取られている人はいなくて、漠然といける、と思った。

 

「後ろまで人が入ってくれてる!」の言葉で振り返った時、端までは見えなくとも、かなりの人数が居ることは感じられた。どの曲だったか定かではないけど、増田さんが歌唱中、観客側が映るようにカメラに映ってくれたおかげで更によくわかった。

 

 

③未来へ

声出しが解禁になってからと考えると、これもNEWSと NEWSファンが声を掛け合わせるのは初めてだった。だがそんなことは、周りにも、自分たちでさえ感じさせない、忘れてしまうくらいに揃った言葉。

 

『Say Ho』『愛を』

 

声を出すたびに胸が喜びで満ちて、視界が開けてパズルのピースがハマったかのような清々しくて不思議な心地がした。周りから見れば異常な完成度だったかもしれない合唱。

でもその声に、歌詞に、自然とみんながサビで手を掲げていた。前しか見ていないが、きっと自分より後ろもそうだったんだと思う。

 

 

④Tick-Tock

終わってみればこの曲が一番刺さった人が多かった気がする。この曲はきっと来るだろうと思ってた。

 

私の居た位置からは聞こえなかったが、冒頭の増田さんラップが終わった段階で前方では野太い歓声が上がっていたらしく嬉しく思った。

だってそれはきっと、大多数がファンではなかった人たちの叫びだから。

 

歌唱中にステージに映る映像が、この楽曲のMVだったのも凄く良かった。MV自体も素晴らしいし、(多分)現実のメンバーが重なるところも何だか現実と夢の狭間のように感じた。

あの映像何!?かっこよかった!と思ってくれた人にも、実は公式のMVでして……と紹介しやすくてありがたい。

 

紛うことなきロックな曲に、周りのバンドファンの方も手を上げて楽しんでくれてるのが伝わってきた。NEWS、こういう曲も歌えるんですよってにこにこしちゃった。

 

 

⑤JUMP AROUND

始まる前に友人と「あるんじゃない?え〜〜あったらどうしよう!」と話してた曲が来て思わず「えっ嘘!?!?」て言ってしまった曲。

 

跳ねるようなメロディーから始まって、歌詞に合わせて手を上げ下げして音にノるのが楽しかった。

 

「一体何が Crap」\👏👏/

「それでOKさ Crap」\👏👏/

 

NEWSファンの一糸乱れぬクラップに周りの方がちょっと戸惑って笑っているのが視界に映る。やばい、引かれたか……と思ったけど、そのうちタイミングを見極めて一緒にクラップをしてくれて嬉しかった。上手くいってタイミングが合うと、また笑ってくれて、楽しんでくれてるのが嬉しかった。

 

 

⑥夜よ踊れ

こいこいこいこいって思ってた曲。イントロ掛かった瞬間のNEWSファンのどよめきが凄かった。

 

元々のNEWSファンからの人気もあるけど、ロックフェスでこれを持ってきたところも凄いと思う。

ゴリゴリロックというよりはちょっと変化球というか、曲の中での緩急もあるし、ラップも、セクシーにポップに歌う部分もあるし、本当に色んなNEWSを楽しめる曲を自然な流れで持ってきてくれた。

他のバンドファンの方にも「NEWSってこんな曲もあるんだ!」と思わせるような選曲だったと思う。

 

「君の 君の美貌が僕を狂わせた」

 

ファンはしっかり待ってから黄色い歓声を上げてたの完璧だった。でもそれまで盛り上がってたのに急にNEWSファンが静かになって他の方は戸惑ったろうな……レポを見ると台詞後にウオオオオって雄叫びを上げるお兄さん方もいたそうで、すっっごく嬉しくなってしまった。まぁそうだよね、加藤さんにこれ言われても「いいぞいいぞ〜〜〜!!!」「いやこっちのセリフ〜〜〜!!!」て感じだよな。

 

「秘密は 守りません」

 

秘密を守ってくれないところ、角度的に加藤さんが見えていたのだけど、口元を指でバッテンしてなかったかな?記憶と視界が曖昧なのでちょっと自信がない。レポを見る限り、増田さんはバッテンして舌を出していたらしくて泣いた。わたしもその増田さん見たかったよ。

 

 

⑦「生きろ」

この曲は結構予習されてる方が多かった印象がある。凄くまっすぐに生きろってメッセージを伝えてくれる曲で、全力で向かってこられていつも心がどうにかなりそうになる。

 

「終わりなき青春」

「燃え尽きるまで 生きていく」

 

やだな〜って思うことがあっても、ああ生きてみようかなって思っちゃうから、自分で選んで聴くことは実はあんまりない。

音楽番組やライブで聴いてしまうと、頑張ろうって思って頭がどうにかなってしまう曲。どうしようもなく元気付けられる。

 

本当に全力で歌うから酸欠になっちゃわない?喉枯れない?と思うんだけど、そんなこと考えてなさそうに歌われるからこっちも心を打たれる。小山さんも、加藤さんも、増田さんも、全力で全身で届けようと歌ってくれる。

事実、NEWSファン以外の方にもこの曲のメッセージは届いたと思う。

 

NEWSの前の出番だったサンボマスターさんが凄くアツくて「お前ら優勝!!みんな生きてろよ!!」(ニュアンス)って感じだったので、この曲が来て「あ〜〜繋がってるな〜〜みんな愛に溢れてて、凄く応援してくれてる」って漠然と思ったことがあったけど、あんまりうまく言語化できなかった。でも愛と繋がりを感じたことは確か。

 

もう記憶がちょっと曖昧だけど、手を上げる人よりも、思わず聴き入るようにじっくり動かず聴いてる人が多かったような気がする。

NEWSがよく「楽曲が持つエネルギーを届けられたら」って(多分)言ってるけど、絶対伝わっただろうなぁ、と個人的に思った。

 

MC 2

暑さにやられて「たかおさんのオファーじゃなかったら受けてない……」「野外(暑さ?)NGなんですよ……」って増田さんが言い始めた時はめっちゃ頷いてしまった。私もNEWSが出るんじゃなかったら来てなかったよ。

小山さんが疲れてる増田さんに向かって「大丈夫?……ヒゲ生えた?」発言した時は笑っちゃった。

 

あと加藤さんが「好きぃ〜〜🫰」と言い始めた時は「エッ!?!?」と思った。ファンはざわついたし、あの日の光景を思い出したけど、NEWSファンほぼオンリーの場所じゃないのにそれ言うって、マジで加藤さんのテンション上がってるな!!と思った。

最終的に「(小山さん)みんなで好きぃ〜〜やっとく?せ〜の」「「『好きぃ〜〜〜🫰』」」は意味わからんすぎて面白かった。恐らくこれら等々の発言のおかげで他のファンの方々の加藤さんへの印象がガラッと分からなくなった。小説家で普段は真面目でめっちゃお茶目で顔が良いって何やねん、っていう。

 

増「あの……次の曲は、15年の、あの……」

フ「??」

加「GReeeeNの皆さんが作ってくれたweeeekね」

※会話はニュアンス

 

ああ〜〜〜流石増田さんの発言の翻訳率が高い加藤さん、と思う一幕があったのだけど、きっと最後はこの曲だろう、と思っていた曲の説明が入ってラストに向かう気持ちが準備できた。

 

「もっとやりたいけど加藤にフェスは時間を守れと言われてますので!」(深く頷く加藤さん)も見られて良かった。

「もっとという方は、ライブに来てください!」すかさずこのセリフを言ってくれる小山さん、しごでき〜〜〜って思った。

 

「次の曲、冒頭のWow〜という部分があるんですが、良ければ何となく歌ってみてください!」「先導はNEWSと、ここにいるNEWSファンがするので!」って言葉、本当に本当に嬉しかった。見えてたとは思うけど、ここにNEWSファンがいることも、歌ってくれることも、先導してくれるだろうこともちゃんと言葉で信頼を表されちゃって、本当に泣きそうになった。

合間に入った加藤さんの「Wow〜WowWow〜ね」というツッコミはそうだけどそうじゃない、って感じで加藤さんっぽかった。分かるけどね!!

 

 

⑧U R not alone

冒頭のWow〜♪、歌い慣れすぎて自然と発声してたし、ライブ会場ではNEWSファン全員が全力歌唱するので、声もかなり出てたと思う。

周りに他のバンドファンの方が多かったので、本当に先導する気持ちで「こんな風に歌うよ!」って皆がわかるように大きく歌ってたのもあるかも。

 

それにしても「先導はNEWSと、ここにいるNEWSファンがするので!」と言った割に小山さんは両手を広げて、増田さんはWow〜のハモリパートを歌い出し(ごめん、加藤さんは見えなかった)

「NEWSファンしか主旋律歌ってないじゃん!?」と思ったけどいつも通りだった。信頼されまくってて好き。

 

「傷だらけ  \Hey!/  のこの足で  \👏👏/」

 

こういうクラップのところ、例に漏れず周りはクスッとしてたし、段々一緒にクラップしてくれるようになって嬉しかった。まず初見で無理なのはそりゃそうなので。

 

ライブだともっと「ここはアーティストの歌詞じゃないの?え、合唱?あぁそうなのね……」と側から言われそうな部分も歌うのだけど、ちょっと今回はどうすればいいか分からなくて、微妙なところは軽く合わせるくらいで抑えてた。前の方だともっと歌ってたのかな?でも周りの方にはその分NEWSの声が聴こえただろうし、まぁ間違いではなかったと思う。

 

久しぶりに合わせたのにいつも通り、とても綺麗な合唱が生まれたのがお互いの信頼を感じる部分でグッと来た。

「ありがとう!!NEWSでした!!」ってはける時に、ファンだけじゃなくて会場全体が大きな拍手と歓声で包まれたのが圧巻だったよ。こちらこそ楽しかった、ありがとう。

 

 

【その他感想】

・長袖エアリズムとサングラスは神!!!(100均でも全然平気)あと小さめの団扇は、強弱とタイミングを自分で調節できるので個人的に良かった。首は何もしないよりタオルを掛けていた方が汗も拭けて涼しい。

 

・お手洗いは30分ではなく1時間想定で動いた方がいい。汗をかきまくるので水分必須。

 

・フェス飯は列が空いてるうちに買って、レジャーシートがあるとスペース確保が便利そうだった。

何故かは分からないが、WINDMILL FIELD出入り口の手前、ゴミ箱の近くが風通し良くて快適だった。

 

・タイミング的な問題でyamaさんのステージを泣く泣く断念したので、スカパラさんの特別ゲストで来てくれた時めちゃくちゃ嬉しかった。

 

スカパラさん、テレビで見た印象しかなかったけどあんなにお話したり、煽ったり、動きまくるんだ!!と衝撃的だった。

知ってる曲も幾つかあって、paradise has no border(通称の一例:ノーボーダー)で観客煽って真ん中、左側、右側でギュッとなってパパパーパーパパパ パーパパーパパパー っていう有名なフレーズを演奏するところが格好良すぎた。ギターを銃みたいに持つところ震えた。

 

サンボマスターさんのステージは休みつつちょっと離れたところで聴いてたけど、有名な曲もあってつい体がノッてしまう。会場の熱気が凄くて、アツくて愛が溢れてる!って離れてても感じるくらいのステージだった。

 

 

以上、初の野外フェスは大成功だった。